名称未設定-5.jpgGreen beans - Roasting- Blending - Packing - Aging - Extraction
Aiming for the ultimate Italian espresso - a more complete and evolved version
The God of espresso is in the details.

北欧REPORT 2011.10

ノルウェー/オスロ

Tim wendeboe
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WBC2004チャンピオン Tim wendeboe氏の店。オスロ中心部より徒歩15分くらい。静かな住宅街にある。店の外観からモダン、クラシックのデザイン。
入口を入ると、IMS社によってベルト駆動をギアモーターに改良したプロバットのヴィンテージ15kg。幸いにもTim 氏本人に会うことができ、エアロプレスのケニアをいれてもらった。
地下には豆の保管庫があり、店の奥にはトレーニングルームがある。プロバット1kg、サンプルロースター、2004年に世界チャンピオンになったときのリネア1連が置いてあった。ここで開業希望者やバリスタのトレーニングを行っている。
年間200日買い付けに行っているらしい。彼と話をして、自分と目指すものも同じ方向だと思った。少し自信がもてた。

Liebling
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可愛らしいバリスタのいるほのぼのしたカフェ。きれいなロゼッタで提供してくれた。
オスロのコーヒーのレベルは高い。

Kaffe Fuglen
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先日東京にも出店したらしい。おしゃれな映画に出てきそうなカフェ。

java
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WBC2000年チャンピオンRobert氏の店。
ムダのないシンプルな店内。店の看板すらない。

Mocca
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WBC2000年チャンピオンRobert氏の本店。
プロバット12kg。V60、エアロプレス、ケメックス、サイフォン、エスプレッソなど抽出方法も選べる。
スウェーデン出身のバリスタがエスプレッソを作ってくれた。クリーンな酸のグァテマラ。
ここにも看板はなし。あえて看板を出さないということらしい。

Stock fleths
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チェーン店。ナチュラルな木を基調とした店内。
3店行ったが、チェーン店でもバリスタ大会優勝のトロフィーが並べてある。Tim氏もこの店の出身。

フィンランド/ヘルシンキ

Robert’s Coffee
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北欧のスタバといわれるロバーツコーヒー。店内は明るくモダン。コーヒー豆のパッケージが独特でかっこいい。
ドリップコーヒーをオーダーするが、置いてあるコーヒーサーバーから自分でマグカップに注ぐということがわからず戸惑った。
店内10席。テラス24席。

La torrefazione
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店名はイタリア語で自家焙煎という意味。
迷わずエスプレッソをオーダー。ローストが浅くて、2ハゼに入ってないくらい。ショットの量は30cc。酸味のある最近のエスプレッソ。
店内の壁にはグラインダーの歯やポルタフィルター、農園の写真などモノクロで飾ってありいい感じだ。

KAHVILA SUOMI(かもめ食堂)
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映画「かもめ食堂」のモデルになった店。
中心部から徒歩20分。まわりには目立つ店もなく、この店に行くために歩いた。しかも日曜日に行ったので閉店だった。北欧ではほとんどの店に閉店してからも明かりがついている。入口には映画のポスターも。

Kaffa Roastery
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2012WBCにも出場しているロースタリーカフェ。雑貨屋の広い店内の奥に工房を構える。
黄色がイメージカラーの店内にシネッソのエスプレッソマシンを使用。
エスプレッソのほかにもエアロプレス、ドリップコーヒーもある専門店。
ラテをオーダーする。エスプレッソは30cc前後で、妥協せず何度もいれなおしていた。ラテアートのレベルも高く、リーフの模様を作ってもらう。エスプレッソはレモン、ハーブの酸味を感じる。
奥にはプロバット30kgヴィンテージがあった。

スウェーデン/ストックホルム

Drop coffee
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2012WBCに出場したスウェーデンチャンピオンの店。店内にはトロフィーが飾られている。
エスプレッソとラテをオーダー。ローストは1ハゼ終わりのレモン、ハーブの香りのエスプレッソ。ラテはミルクの甘みが引き立つやさしい味わい。
店の奥にはGiesen1kgの焙煎機。ハリオV60 8連。
Johan & nystrom
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今回の旅で一番理想に近いカフェだった。
ドリップ、エアロプレス、サイフォン、エスプレッソが共存。オーダーもエアロプレス、マキアート、アイスコーヒーなど様々。エアロプレスでケニアを注文。浅いけどとてもバランスがよく、紅茶のようだった。
エアロプレス、ドリップコーヒーは目の前のカウンターで抽出。1杯ずつ提供していて少し待つが、作るプロセスも楽しめ、コーヒーを満喫できた。
プロバット5kg、店の奥にはカッピングルーム。トレーニングルーム有。

Waynes coffee
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ブルーを基調とした店内。スターバックスを意識した店のようだ。
エスプレッソをオーダー。30cc入っていた。少し酸の残る、他の店より若干深いローストだった。
店長が「エスプレッソを飲むならsosta espressoがおいしい」と教えてくれた。

Sosta espresso
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イタリアンバール。イタリア人が淹れる本物のエスプレッソがあった。
挽き溜めしているし、抽出は早いし、少々雑だが…旨い!エスプレッソを3杯も飲んだ。
豆はkimbo、マシンはwega4連、そんなに特別ではないが、ロブスタの感じが出ていてよかった。
やっぱり南イタリアの味が好きだと痛感した。

Mauro espresso
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イタリアンバール。トルコ出身のおじさんが la spaziale でエスプレッソを抽出。
ロブ20%、アラビカ80%、5種類のブレンドだという。本格的エスプレッソバー。

Baresso coffee
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デンマークで炎のマークのバレッソコーヒーに出会った。この店も同じチェーン店かと思い入ると、ここはそれとは違う店のようだった。 
la spaziale のマシンでいれるエスプレッソはこれまた旨い。イタリアンコーヒーですか?ときくとYes、で、豆はkimbo。


感想として・・・

北欧のバリスタの世界での活躍、また世界一のコーヒー消費国(フィンランド)ということで、何かおもしろい発見があるのではないかと思い、訪ねることにした3カ国。なかなかおもしろい旅をすることができた。
スーパーのレジの店員さんも、椅子に座ってコーヒーを飲みながら作業、服屋の店員さんも暇なときはコーヒーを片手に、、、と仕事中でもあらゆるところで当たり前にコーヒーを飲む姿が見られ、それだけ生活に根ざしていると感じた。家にいる時間が長いことも理由のひとつ。また、国内の税金が高いため、輸入業者は安くて質の悪い豆より、良質な豆を輸入した方が効率的だった、そしてそのコーヒーが美味しいので、消費量も上がる、と本で読んだことがある。なるほど、と感じた。

全体的に、味重視の店はこじんまりして、店内で焙煎をしている。カフェというより、コーヒーを楽しむ場所というような店作りで、まるで小さな工場のようだった。そこで焼いて、そこで淹れて、そこで飲む。コーヒーの楽しみ方を伝える場所のようだ。

イタリア、アメリカ、ブラジル、イギリスなどいろいろと飲み歩いたが、エスプレッソに関しては、やはり南イタリアのエスプレッソ、濃い赤茶色で、口にいれた瞬間のチョコレートシロップのような味が忘れられない。何も考えずに「旨い」と思えて、なにか懐かしさも感じられるのは、ネルドリップのデミタスの味に似ているからだろうか。

2012.07